排水管の無料工事期間の更新について

排水管 更新

マンションやビルを管理する上で忘れてはならないのが排水管のメンテナンスです。排水管の寿命はスチール管の場合30年程度と言われており、古びて劣化すると補修工事が必要になります。手を入れずに放置すると詰まりや漏水、悪臭などのトラブルを引き起こしかねません。25年を過ぎたら一度は専門業者に排水管劣化診断を行ってもらいましょう。診断結果によって更生・再生・更新などのメンテナンス方法がありますが、更新工事は最も根本的な改修と言えます。パイプを新しいものに入れ換えることで確実に問題を解決する代わり、大がかりな工事と長期間に及ぶ工期が要求されます。利用者の協力なくしては成り立たない工事でもあり、気を付けるべき注意点も多数存在します。ここでは初めて排水管を交換するという方に向けて、更新工事の流れを説明します。

排水管の更新工事~業者との契約まで~

最初に行うことは排水管の劣化診断です。診断方法は内視鏡検査やサンプリング検査など多岐に亘ります。より綿密な調査のため複数の診断を組み合わせて判断することもあります。劣化具合が軽度である場合、更生工事で排水管を甦らせることが出来る可能性があります。更生とはパイプを交換することなく管内の洗浄や研磨によってメンテナンスを行う方法です。しかし劣化が進んでおり更生では対応し切れない場合、交換による更新が必要となります。更新工事を実施するにはさらに詳しい検査を行うことになります。検査結果に基づき、改修プランが作成されます。提案されたプランに納得出来たら、正式に契約を行いましょう。相談先を一社のみに絞る必要性はありません。複数の業者と打ち合わせを行い、信頼出来ると思える会社に任せましょう。

排水管の更新工事~着工から竣工まで~

更新工事を任せる業者が決まったら、次に行うべきことは住民や利用者に向けてのアナウンスです。生活に大きく影響することですので、説明会を開催するなどして周知を徹底しましょう。共有部分だけでなく居住スペースなどの専有部分に立ち入ることもありますので、工事の必要性を理解してもらい、協力を仰ぐことが肝要です。専有部分へ立ち入る前には事前調査を行い、各戸工事可能な日程を抑えましょう。こうした事前の準備活動も含めると更新工事は年単位の計画となります。その間にも排水管の劣化は進んでいきますので、工事を予定しているのであれば早めの行動をおすすめします。工事自体はまず天井や壁などを開いて排水管を露出させ、既存の管を撤去します。その後新たな排水管を取り付け、開口部を塞いだ後、仕上げの内装工事で完了となります。竣工後は経過を観察し、必要に応じてアフターケアを受けましょう。